■東北
●１位　奥入瀬渓谷（青森県）　850 ポイント：十和田湖畔から奥入瀬渓流温泉郷まで約14キロにわたって紅葉が続く。人気スポットは雲井の滝や「阿修羅（あしゅら）の流れ」。渓流沿いの国道102号からも楽しめる。10月中旬〜11月上旬

●２位　磐梯・吾妻（福嶋県）　840 ポイント：五色沼、中津川渓谷、磐梯吾妻スカイラインが見所。10月上旬〜中旬（磐梯吾妻スカイライン）、10月上旬〜11月上旬（裏磐梯高原）

●３位　八幡平アスピーテライン　380 ポイント：岩手県八幡平市と秋田県鹿角市を結ぶ全長約27キロの県道。ドライブだけでも楽しめるが、大沼や御在所湿原も人気。9月中旬〜10月中旬

■関東
●１位　日光（栃木県）　880 ポイント：目光東照宮周辺から奥日光の湯ノ湖まで約900�bの標高差があるため、長期間にわたり様々なポイントで 紅葉が楽しめる。10月上旬〜下旬（奥日光）、11月上旬〜中旬（東照宮周辺）

●２位　秩父（埼玉県）　370 ポイント：川の両側に岩壁がそそり立つＶ字の中津峡や長瀞など広いエリアで紅葉が楽しめる。10月下旬〜11月上旬（中津峡）、11月中旬〜下旬（長瀞）

●３位　箱根（神奈川県）　360 ポイント：庭園や美術館を巡ったり、ドライブや遊覧船に乗ったりと様々な楽しみ方ができる。10〜11月に見ごろを迎える仙石原のススキ草原も美しい。11月上旬〜12月上旬

■中部
●１位　香嵐渓（愛知県）　570 ポイント：巴川の渓谷と飯盛山からなる景勝地で、約4000本のカエデ類が赤く染まる。飯盛山にある香積寺までの参道は「もみじのトンネル」と呼ばれるほど。11月には日没から午後9時までライトアップされる。11月中旬〜下旬

●２位　上高地（長野県）　380 ポイント：穂高連峰の麓に広がる標高約1500�bの観光地。梓川沿いにシラカバやカラマツが色づく。特に大正池や河童橋周辺が人気が高い。10月中旬〜下旬

●３位　立山黒部アルペンルート　360 ポイント：富山、長野県にまたがる。3000�b級の山々を眺望できる室堂平の一帯や、じゅうたんを敷き詰めたような紅葉が楽しめる弥陀ケ原の高原など見どころが多い。9月下旬〜10月下旬

■近畿
●１位　東山（京都府）　740 ポイント：紅葉が美しい寺社が集まる京都市の東山地区で、評価が高かったのが東福寺。境内には約2000本のカエデ類が色づき、「通天橋」から望む紅葉は圧巻だ。知恩院や法然院、金戒弗明寺を評価する声も。11月中旬〜下旬

●２位　湖東三山（滋賀県）　710 ポイント：琵琶湖東岸の西明寺、金剛輪寺、百済寺の総称。西明寺は「不断桜」とともに楽しめ、金剛輪寺は真っ赤な「血染めのもみじ」が見事。11月中旬〜12月上旬

●３位　談山神社（奈良県）　410 ポイント：木造では世界唯一の十三重の塔や社殿を覆うように約3000本のカエデ類が燃え立っように色づく。11月19〜27日まではライトアップも。11月中旬〜12月上旬

■中国・四国
●１位　大山（鳥取県）　810 ポイント：西日本最大規模のブナの原生林があり、ミズナラなどとともに楽しめる中国地方の最高峰。鍵掛峠のほか、大山寺、大山スキー場から眺める紅葉も美しい。10月下旬〜11月上旬 。

●２位　寒霞渓（香川県）　780 ポイント：小豆島にある。カエデ類などがごつごつとした岩肌に映える。切り立った深い渓谷をすり抜けるロープウエーでの空中散歩も楽しい。11月上旬〜下旬

●３位　宮島（広島県）　760 ポイント：紅葉谷公園では約500本のカエデ類が色づき、園内の散策が楽しい。厳島神社周辺の黄色く染まったイチョウも美しい。11月上旬〜下旬

■九州
●１位　雲仙（長崎県）　820 ポイント：普賢岳、国見岳、妙見岳一帯で紅や黄色に色づいた木々と常緑樹のコントラストが美しい。ロープウエーの頂上駅から徒歩約1時間の「普賢岳紅葉樹林」は国の天然記念物。10月下旬〜11月中旬

●２位　耶馬溪（大分県）　770 ポイント：4つのエリアに分かれる耶馬溪のうち、最も紅葉が美しいのが深耶馬溪。渓谷の切り立った考の峰に紅葉が色づく。11月上旬〜下旬

●３位　高千穂峡（宮崎県）　600 ポイント：約7ｷﾛにわたって続く断崖絶壁と紅葉が見事な対比。ボートに乗り水上から見る紅葉もすばらしい。11月中旬〜12月上旬