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■京都 京都市美術館:ダリ展(2016.07.12)
法金剛院のハスを見た後は、京都市美術館の『ダリ展』に行くことにした。 前回(2011年7月23日)もやはりハスと美術展目的。 あのときはフェルメール展だった。 サルバドール・ダリ(Salvador Dali、1904〜1989)、スペインの画家で、シュルレアリストとして知られる。 美術館のホームページでは、 |
20世紀のスペインを代表する芸術家サルバドール・ダリは,刺激的で見るものを魅了するイメージを次々と生み出し,それらを精緻で写実的な描法で描き出した。本展は,スペインのガラ=サルバドール・ダリ財団および国立ソフィア王妃芸術センター,アメリカのサルバドール・ダリ美術館という三つのダリの主要コレクションの作品を中心に約200点で構成される。油彩作品のほか,ドローイング,オブジェ,ジュエリー,書籍,彫刻など様々な表現媒体で展開された初期から晩年までのダリの多方面にわたる創作の軌跡をたどる。 |
と紹介されている。 もう40年以上も前だろうか、学生時代に傾倒していたのを思い出す。 そのせいか、アンドレ・ブルトン(Andre Breton、1896〜1966)の『シュルレアリスム宣言』も読んだように記憶する。 今回出展の作品はあまり見たことがないものが多かった。 その意味では、新鮮であった。 今日の発見は、“影”。 人の影(法師)、物の影。 長い影、それは夕刻(たぶん朝じゃないだろう)を表す。 広陵(荒涼)とした砂漠のような空間には、影の存在感がポイント。 ダリは意図して描いたのだろうか。 ちなみに、『謎めいた要素のある風景』(1934年、板に油彩)に描かれた画家はフェルメールだそうだ。 |
《素早く動いている生物》1956年頃、カンヴァスに油彩
《謎めいた要素のある風景》1934年、板に油彩
《奇妙なものたち》1935年頃、板に油彩
《狂えるトリスタン》1938年、板に油彩
《子ども、女への壮大な記念碑》1929年、カンヴァスに油彩
《ウラニウムと原子による憂鬱な牧歌》1945年、カンヴァスに油彩
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